「地方の時代」映像祭

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出版のお知らせ

「地方の時代」映像祭40周年記念誌
『地域発ドキュメンタリーが社会を変える 作り手と映像祭の挑戦』出版のお知らせ

1980年にスタートした「地方の時代」映像祭は2020年に40周年を迎えたことを記念し、2021年11月に『地域発ドキュメンタリーが社会を変える 作り手と映像祭の挑戦』を出版します。本来であれば、2020年の開催時に発刊する予定でしたが、新型コロナウイルスの蔓延により、予定より1年遅れて出版する運びとなりました。

地方の時代」映像祭40周年記念誌『地域発ドキュメンタリーが社会を変える 作り手と映像祭の挑戦』出版のお知らせ

この40年の間に映像祭に寄せられた6200あまりの映像作品は、壮大な記録と記憶の集積です。それらの作品群は地方・地域から〝小さな民〟の声を伝え続け、経済成長を優先する社会の歪みを告発し、地域の文化や伝統、日々の暮らしの再発見を通じて、この国のあり方を問い続けてきました。
今回の記念出版では、第一部でこれらの作品群が何を伝え、何と闘い、そして世の中の何を変え、変えようとしてきたのかを制作者自らが考察。第二部では、映像祭がどんな理念や展望、夢を持って誕生し、先人たちがどのような知恵と努力でこの映像祭を続けてきたのか、また、放送局、ケーブルテレビ局、自治体、市民、学生、高校生といった制作者たちの情報交換・交流の広場としてこの映像祭が果たしてきた役割や大学・高校教育との連携などを考えます。
40年という時の経過の中で、地域が直面する課題も大きく変わりました。メディアを取り巻く環境も急ピッチで変化しています。そうした変化の中で、「地方の時代」映像祭の持つ現代的な意味、果たすべき役割、未来への展開についても考える出版となりました。
 
『地域発ドキュメンタリーが社会を変える 作り手と映像祭の挑戦』は、11月末に全国の大手書店やオンラインで発売します。
定価は2500円+税です。
◎詳細は以下よりご確認いただけます。
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b595217.html
 

「映像が語る「地方の時代」 30年」重版のお知らせ

「地方の時代」映像祭が30回を迎えたのを記念して出版された「映像が語る『地方の時代』30年」(「地方の時代」映像祭実行委員会編・岩波書店)は好評のため書店品切れとなり、皆様にご迷惑をおかけしてまいりましたが、2015年9月に重版され、現在は大手書店での入手が可能となっております。
 
「映像が語る『地方の時代』30年」は、まず第1章で、「地方の時代」という社会思想の30年を振り返り、「地域主義」の現在を俯瞰。第2章では、映像祭コンクールに関わってきた審査員各氏が、出品された作品群から見えてくる「地方の時代」の意味や今後映像祭が目指す途を考察。また、第3章では、映像祭の歴史を彩ってきた全国各地の制作者が、作品を通して向き合ってきた地域の課題を報告しています。加えて第4章では、地域メディアのリーダーと研究者が、これからの「地方の時代」とその中で地域メディアが果たすべき役割を展望。巻末には、30年間の受賞作品リストなど資料がまとめられています。
 
「映像が語る『地方の時代』30年」は、全国の大手書店で発売中。定価は2000円+税です。書店にない場合は、事務局にお問い合わせください。
 

映像が語る「地方の時代」30年

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